ミニ・レビュー
2008年11月来日記念で本邦登場となったブラジル新世代の歌姫(故エリス・レジーナの娘、31歳)の2007年発表3作目。これがサンバ集、古くは1930年代のサンバ・カンサォンから、ボッサやショーロ、ジャズも匂い出す好演奏を得て、軽やかにして含みある魅惑のヴォイスが舞う。
ガイドコメント
マリア・ヒタの日本初来日を記念して制作された、3rdアルバムの来日記念ヴァージョン。サンバ史上一番多くの曲を録音されているサンビスタ、アルリンド・クルスの作品を多く収録した正統派サンバ・アルバムだ。
収録曲
01サンバ・メウ (僕のサンバ)
02オ・オーメン・ファロウ (男は言った)
03マウトラタール、ナォン・エ・ヂレイト (傷つけることは権利じゃない)
04ヌン・コルポ・ソー (ただひとつの肉体で)
05クリア (乳飲み子)
06ター・パルドアード (あなたを許すわ)
07プラ・デクララール・ミーニャ・サウダーヂ (懐かしい思いを打明けるために)
08オ・キ・エ・オ・アモール (愛とはなにか)
09トラジェトーリア (軌道)
10メンチ・アオ・メウ・コラサォン (私の心に嘘をついて)
11ノーヴォ・アモール (新しい恋)
12マリア・ド・ソコーホ
13コルピッチョ
14カーザ・ヂ・ノッカ (ノッカの家)