ガイドコメント
圧倒的な才能を発揮し、世界的な人気を博しているフォール・アウト・ボーイの約1年9ヵ月ぶりのアルバム。シングル「アイ・ドント・ケア」ほか、さらなる成長を見せつけた仕上がりだ。
収録曲
[Disc 1]
01DISLOYAL ORDER OF WATER BUFFALOES
オルガンの伴奏から清々しいロック・サウンドへと盛り上がりをみせる、アルバム『フォリ・ア・ドゥ-FOB狂想曲』のオープニング・ナンバー。ダイナミズムのあるサウンドにのせて“愛なんかボイコットしよう”と歌う刺激的な内容だ。
02I DON'T CARE
アルバム『フォリ・ア・ドゥ-FOB狂想曲』からの1stシングル「アイ・ドント・ケア」のアコースティック・ヴァージョン。リズミカルで陽気な雰囲気はそのままに、アコギならではの音色の柔らかさやほろ苦さ、パトリックの歌い方の多彩さを前面に打ち出した仕上がりだ。
03SHE'S MY WINONA
ドライな音のギターのカッティングが耳に残るナンバー。かき鳴らされたギターのワイルドなサウンドに、地獄か栄光以外の中途半端なものはいらないと言い放つ潔さがマッチしている。パトリックの歌声にも力強さが感じられるミディアム・チューン。
04AMERICA'S SUITEHEARTS
ゆったりとしたファンタジックな雰囲気に包まれたミッド・スロー。ふわふわとしたドリーミーなサウンドではあるが、詞はアメリカ社会を風刺したシニカルな内容。「アイ・ドント・ケア」と同様に一筋縄ではいかない彼ららしい楽曲。
05HEADFIRST SLIDE INTO COOPERSTOWN ON A BAD BET
コーラス・ワークが多彩なアルバム『フォリ・ア・ドゥ-FOB狂想曲』において、パトリックのヴォーカルに新たな一面がうかがえる魅力的なナンバー。“キミのダンナは知ってるのかい”という詞が危険な香りを感じさせる。
06THE (SHIPPED) GOLD STANDARD
アルバム『フォリ・ア・ドゥ-FOB狂想曲』に同収録の「アメリカズ・スイートハーツ」のような、ファンタジックな雰囲気をたたえながらも憂いのあるサウンドが印象的なミディアム・ナンバー。どこか後ろ向きな歌詞と音作りが、絶妙に絡み合っている。
07(COFFEE'S FOR CLOSERS)
力強いロック・サウンドにのせて“もう二度と、何も信じるもんか”と宣誓するかのように繰り返すフレーズが耳に残る、社会に対する痛烈なメッセージ・ソング。エネルギッシュでスピード感のあるサウンドに加えられたストリングスが、壮大さを演出している。
08WHAT A CATCH, DONNIE
深みがある優しいサウンドにパトリックの甘い歌声が響くスロー・ナンバー。終盤にはエルヴィス・コステロほか、ベーシストのピートが設立したレーベル“Decaydance”所属のアーティストが多数参加した、豪華な仕上がりだ。
0927
かき鳴らされる渋めのギターとともに、ダンディで深みを感じさせる哀愁漂うサウンドが耳に残る。“ボクの心は金庫なのさ”といった、彼ららしいユニークでシニカルな掴みどころのない歌詞が面白い。
10TIFFANY BLEWS
リズムの刻みが心地良い一曲。クールに展開するもサビでは甘めのメロディで魅せる、彼らならではの仕掛けが楽しい。パトリックのセクシーな歌声とともにダイナミックなコーラス・ワークも聴きどころ。ラッパーのリル・ウェインが参加している点にも注目だ。
11W. A. M. S.
ネプチューンズがプロデュースを手がけたグルーヴィなナンバー。ファンキーなビートが体を躍らせる、FOBのサウンドの幅の広がりを感じさせるダンサブルな一曲だ。アウトロからパトリックのア・カペラに繋がる展開が斬新。
1220 DOLLAR NOSE BLEED
明るく華やかなサウンドのミディアム・チューン。リズミカルでさわやかな曲調に大合唱できそうなメロディが絡む、耳あたりの良いエレガントな一曲だ。パーティのBGMとしても、明るく彩ってくれそうだ。
13WEST COAST SMOKER
重めでワイルドなサウンドがクールに展開するロック・ナンバー。ブロンディのデボラのヴォーカル参加はもちろんだが、ベーシストのピートの歌声が味わえるなど聴きどころが満載。デボラのハスキー・ヴォイスに惹きつけられる。
14I DON'T CARE
アルバム『フォリ・ア・ドゥ-FOB狂想曲』からの1stシングル「アイ・ドント・ケア」のアコースティック・ヴァージョン。リズミカルで陽気な雰囲気はそのままに、アコギならではの音色の柔らかさやほろ苦さ、パトリックの歌い方の多彩さを前面に打ち出した仕上がりだ。
15AMERICA'S SUITEHEARTS
ゆったりとしたファンタジックな雰囲気に包まれたミッド・スロー。ふわふわとしたドリーミーなサウンドではあるが、詞はアメリカ社会を風刺したシニカルな内容。「アイ・ドント・ケア」と同様に一筋縄ではいかない彼ららしい楽曲。
16PAVLOVE
ブラック調のコーラスが耳を引くナンバー。まったりとしたテンポに心地良いリズムが乗ったメロウなサウンドは、聴いているだけで体が揺れるよう。詞も曲調もふわりとトリップしてしまいそうな雰囲気を醸し出している。
17AMERICA'S SUITEHEARTS
ゆったりとしたファンタジックな雰囲気に包まれたミッド・スロー。ふわふわとしたドリーミーなサウンドではあるが、詞はアメリカ社会を風刺したシニカルな内容。「アイ・ドント・ケア」と同様に一筋縄ではいかない彼ららしい楽曲。
18WHAT A CATCH, DONNIE
深みがある優しいサウンドにパトリックの甘い歌声が響くスロー・ナンバー。終盤にはエルヴィス・コステロほか、ベーシストのピートが設立したレーベル“Decaydance”所属のアーティストが多数参加した、豪華な仕上がりだ。
19I DON'T CARE
アルバム『フォリ・ア・ドゥ-FOB狂想曲』からの1stシングル「アイ・ドント・ケア」のアコースティック・ヴァージョン。リズミカルで陽気な雰囲気はそのままに、アコギならではの音色の柔らかさやほろ苦さ、パトリックの歌い方の多彩さを前面に打ち出した仕上がりだ。
20BEAT IT
マイケル・ジャクソンの名曲を大胆にカヴァー。勢いのあるアグレッシヴなロック・サウンドと“消え失せろ”というパトリックの熱の入った歌声が見事にマッチしている。原曲でヴァン・ヘイレンが担当したギター・ソロには、ジョン・メイヤーをフィーチャー。
[Disc 2]〈DVD〉
01僕らは訴えられずに済んだ (ライヴ・フロム・サマーソニック07)
02サンクス・フォー・ザ・メモリーズ (ライヴ・フロム・サマーソニック07)
03サタデイ (ライヴ・フロム・サマーソニック07)
04EPK (「インフィニティ・オン・ハイ-星月夜」発売後のインタビューやライヴ映像等)