ミニ・レビュー
2008年カーネギーホールでのライヴ録音。ピアノはハンク・ジョーンズ。タンゴやジャズなどのスパイスの利いた楽曲にはやはり練達のピアニストが良い。川井の超絶なテクとメロウな歌いまわしが冴えわたる。自作曲も含め密度の濃い演奏の連続に引き込まれる。
ガイドコメント
カーネギー・ホールの中ホールで行なわれたリサイタルでのライヴ録音。アルバム『新世界』収録曲を中心に、ジャズ・ピアニストのハンク・ジョーンズとの共演など、熱気にあふれた演奏が繰り広げられている。
収録曲
01オープニング・アナウンス
02リベル・タンゴ
03エル・チョクロ
04水百景
05パッション・イン・ブルー
06サマータイム〜MC
07風が運ぶララバイ
08チャルダッシュ
09夕顔
10宵待草 (ガラスのヴァイオリンで演奏)
11インスティンクト・ラプソディー
12荒城の月
13ホワイト・レジェンド (チャイコフスキー:白鳥の湖)
14恋のアランフェス ”レッド・ヴァイオリン” (ロドリーゴ:アランフェス協奏曲〜第2楽章)
15竹田の子守歌
16新世界 (ドヴォルザーク:交響曲第9番 ”新世界より”)
17モーニング・トゥー・ザ・フューチャー
18浜辺の歌
演奏
川井郁子(VN) (1)〜(5)(8)〜(18)フェビアン・レザ・パネ(P) (6)(7)ハンク・ジョーンズ(P)