ミニ・レビュー
普段は自作曲を歌う機会が多いフォーク歌手が他人の歌を歌う、というのが注目すべき点。普段楽曲制作にも注がれる創作力がすべてヴォーカルとアレンジへ注がれるわけで、面白くならないはずがない。実際、転調を繰り返す「津軽海峡・冬景色」や「北の宿から」「舟唄」「きりきり舞い」など、とりわけ女性陣の独創性に驚く。
ガイドコメント
阿久悠トリビュート『歌鬼』の第2弾は、フォーク・シンガーによるカヴァー集。“発見と発展”をテーマに、70年代に歌謡曲への反骨心から誕生したフォーク・シンガーたちが、新たな解釈で阿久悠作品を歌っている。