ミニ・レビュー
かつてはミネアポリス響として知られ、60〜79年までスクロヴァチェフスキが音楽監督を務めたミネソタ響。彼らの黄金期に録音された名盤だ。奇を衒うことなく、あくまでも明快で精緻な音楽はスクロヴァの面目躍如。リマスターされ音質も良好だ。
ガイドコメント
ミネアポリス響(現ミネソタ管)の音楽監督を務めていた時代の録音。今も変わらぬ細部の彫琢の素晴らしさに、全体にみなぎる力強さと推進力が加わっている。壮年期のスクロヴァチェフスキを知ることができる一枚だ。
収録曲
ストラヴィンスキー:
[Disc 1]
01バレエ音楽「春の祭典」
02バレエ音楽「火の鳥」
[Disc 2]
01バレエ音楽「ペトルーシュカ」
プロコフィエフ:
02スキタイ組曲 (アラとローリー)op.20
[Disc 3]
01バレエ音楽「ロミオとジュリエット」第2組曲op.64ter
02組曲「3つのオレンジへの恋」op.33bis
演奏
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮 ミネソタ管弦楽団