ミニ・レビュー
アメリカ出身のメイル兄弟によるひねくれポップの雄、スパークスは、イギリスを中心に活動していたが、70年代中盤に拠点をアメリカに移す。そしてアメリカへ移しての第2弾が77年の7枚目『イントロデューシング・スパークス』。デヴィッド・フォスター、リー・リトナーなどが参加しているせいか、いわゆるアメリカン・パワー・ポップといった雰囲気。79年『No.1 イン・ヘブン』と80年『ターミナル・ジャイブ』はヴァージンでの制作。シンセを大幅に取り入れ、テクノ&エレ・ポップ化していく。81年の10枚目『弱いものいじめ』では新たにアトランティックと契約、ヨーロピアンな雰囲気とアメリカンな雰囲気が融合された独自のスタイルを確立。82年『アンガスト・イン・マイ・パンツ』と83年『スパークス・イン・アウター・スペース』は、『弱いものいじめ』の路線にさらにバンドっぽさが増して佳曲が並ぶ。