ミニ・レビュー
欧州のジャズ・シーンのみならず世界的にも認知度がアップしてきたイタリア人ピアニスト、ファラオ。リーダー・アルバム第3弾となる本作は、「アイム・ウェイティング」や「フュー・デイズ」で聴かせるダイナミックで雄弁なプレイと、「ボンドのデーマ〜我が愛犬に捧げる」や「サブリナとジョセフ」のメロウでロマンティックな面が絶妙にブレンドされている。
ガイドコメント
エンヤにおける三作目で、オリジナルを中心とした意欲作。本場のミュージシャンとがっぷり四つに組み、ほぼ一発録りに近い形でレコーディングを敢行。生々しいスタジオの空気が伝わってくる。
収録曲
01I'M WAITING
02THEME FOR BOND
03CREOLE
04SWEET 2
05NEXT STORIES
06I COULD HAVE DONE MORE
07WHAT IS THIS THING CALLED LOVE
08FEW DAYS
09SABRINA AND JOSEPH
演奏
アントニオ・ファラオ(P) エド・ハワード(B) ジーン・ジャクソン(DS) ピボ・マルケス(PERC)