ミニ・レビュー
前デビュー作の『夜と朝の間で』同様、かつてのジョニ・ミッチェルを手がけたラリー・クラインによるプロデュース。ジャズとポップスの小さな隙間から大きな宇宙を垣間見せようとする姿勢はまさにジョニ的。「レゼトワール〜流れ星」や「虹の彼方に」のブラジル・テイストもサマになっている。
ガイドコメント
巨匠ラリー・クラインを制作に迎えた、映画サントラのような優雅なメロディが心に響く作品。彼女独特のハスキーな歌声は、ビターでありながらも優しい包容力にあふれている。壮大なストリングス・アレンジにより、豊潤な仕上がりとなった。
収録曲
01BABY I'M A FOOL
02IF THE STARS WERE MINE
03WHO WILL COMFORT ME
04YOUR HEART IS AS BLACK AS NIGHT
05LOVER UNDRECOVER
06OUR LOVE IS EASY
07レゼトワール〜流れ星
08THE RAIN
09MY ONLY THRILL
10DEEP WITHIN THE CORNERS OF MY MIND
11OVER THE RAINBOW
12IF THE STARS WERE MINE
13PRETEND I DON'T EXIST
演奏
メロディ・ガルドー(VO,P,G) ラリー・クライン,ケン・ペンダーガスト(B) チャーリー・パティエルノ,ヴィニー・カリウタ(DS) パウリーニョ・ダ・コスタ(PERC) ラリー・ゴールディングス(OG) ブライアン・ロジャーズ(TS) パトリック・ヒューズ(TP) アンディ・マーティン(TB) ベイン・ジリース(VIB) 他