ミニ・レビュー
留学先のドイツ、マンハイム音楽大学で知り合い、ソリストとして活動後デュオを組んだ。これがデビュー・アルバムだ。なかなか良い。ダイナミックな表情と繊細な表情との対比や転換がうまい。十分なテクニックと音楽性を兼ね備えている。中ではラヴェルの2曲が良かった。
ガイドコメント
藤井隆史と白水芳枝によるピアノ・デュオ、ドゥオールのデビュー・アルバム。留学先のドイツ・マンハイムでデュオを結成し、着実にキャリアを積み上げてきた若き二人の、自信に満ちたアルバムとなっている。
収録曲
01パガニーニの主題による変奏曲 (2台ピアノ) (ルトスワフスキ)
02スペイン狂詩曲 (1台4手) (ラヴェル)
03幻想曲ヘ短調D.940 (1台4手) (シューベルト)
04ラ・ヴァルス (2台ピアノ) (ラヴェル)