ミニ・レビュー
スウェーデン出身のピアノの貴公子、ラングレンの独ACTからの2009年作は、これまでのオーソドックスなスタイルから脱却、曲によってはフェンダー・ローズも弾くなど、随所にコンテンポラリー色を打ち出したのが特徴。美旋律で欧州各地を旅する気分が味わえる。
ガイドコメント
北欧が誇るジャズ・ピアニスト、ヤン・ラングレンによる欧州音楽紀行。クラフトワークを採り上げるあたりにその先鋭的なセンスを感じさせるが、全体としては抒情たっぷりの名曲集といった趣き。
収録曲
01COMPUTER LIEBE
02LES MOULINS DE MON COEUR
03HERE, THERE AND EVERYWHERE
04A CSITARI HEGYEK ALATT
05STETS I TRUURE
06YO VIVO ENAMORAO
07UN HOMME ET UNE FEMME
08REGINELLA
09IL POSTINO
10SEPTEMBER SONG
11ROSEMARY'S BABY
12ウィーン、我が夢の街
13PAVANE - THOUGHTS OF A SEPTUAGENARIAN
演奏
ヤン・ラングレン(P,EL-P) マティアス・スヴェンソン(B) ゾルダン・クゾーツ JR.(DS)