ミニ・レビュー
第2協奏曲が特に聴きもの。第1楽章のカデンツァ風部分の強靭な打鍵や、第2楽章の華麗な走句など、キーシンのテクニックが冴えわたっている。再録となる第3協奏曲でも、第1楽章コーダの圧倒的なスピードだけでなく、第2楽章の各変奏などでの音色の弾き分けも巧み。★
ガイドコメント
キーシンにとって、第2番は初めての、第3番は3度目の録音。アシュケナージとの録音も初だ。ピアニストとして何度も演奏しているアシュケナージに導かれ、キーシンは持てる力を存分に発揮している。
演奏
エフゲニー・キーシン(P) ウラディーミル・アシュケナージ指揮 フィルハーモニア管弦楽団