ミニ・レビュー
活動歴10年を数えるトリオのシングル。大木伸夫の書く歌詞はストレートに理解しづらいと言われてきたバンドだが、この曲は比較的わかりやすいラブ・ソングとなっており、その抑揚たっぷりの演奏とまっすぐな歌声とのバランスもこれまでになくいい。
ガイドコメント
前作より3ヵ月ぶりとなる2009年第2弾シングル。叙情的なロック・サウンドが広がるエモーショナルな楽曲だ。カップリングには、デビュー・アルバム『創』から「香路」を大胆にリアレンジした「香路-second line-」を収録。
収録曲
01Under the rain
切なさを感じさせるギターから躍動していくナンバー。美しい思い出に浸りながら、貴方が消えてしまったことの哀しみを綴るが、一方で失われる哀しさがすべてではなく、すべては心の中に残るんだという想いを大切にすべきと問うている。
02香路-second line-