ミニ・レビュー
ヴァイオリニスト・小林武史の楽壇生活60周年を記念するCD。難曲のエネスコのヴァイオリン・ソナタ第3番などで、年季の入った演奏を繰り広げている。70歳代後半でこれだけの演奏ができるということに感銘を受ける。野平一郎が好サポート。
ガイドコメント
3曲ともに小林、野平コンビでの2度目の録音。小林のために書かれた野平による「デュオ・コンチェルタンテ」など、何度も共演しているだけに緊密ながらも互いの個性を発揮した、自由自在なアンサンブルを聴かせている。
収録曲
01ヴァイオリン・ソナタ イ長調 (フランク)
02ヴァイオリンとピアノのための「デュオ・コンチェルタンテ」 (野平一郎)
03ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調op.25「ルーマニアの民族様式で」 (エネスコ)
録音
(1)2008.1 (2)2008.5 (3)2007.12