ミニ・レビュー
9枚目のアルバムは、レコード会社の契約終了、自主レーベルでの活動、メジャーから再デビュー、紅白歌合戦出場など紆余曲折を経て40代になった今も歌い続ける彼の人生の滋味が詰まった一枚。優しく語りかけるような歌声と心地よいサウンド、人生の機微を歌った歌詞が心にしみる。
ガイドコメント
2007年9月の前作『青春映画が好きだった』以来、1年10ヵ月ぶりのリリースとなる移籍第1弾アルバム。苦しくても寂しくても、追い風が吹きますようにと歌う「いつか君に追い風が」など、大人たちへのエールが込められた珠玉の一作だ。
収録曲
01夏の午後の長い坂道の途中で
02青い風の招待状
03世界中のアンサー (Album Version)
04海を渡る風
05ディスタンス (Album Version)
06時間切れ (Album Mix)
07明日の旅人
08いつか君に追い風が
09ファイティングポーズの詩
10雨のシーズン
11二十年後の恋
12君がくれた未来
13色褪せながら 輝きながら