ミニ・レビュー
手塚治虫によるピカレスク漫画を映画化した『MW−ムウ−』、その主題歌としてリリースされたflumpoolのシングル。表題曲は、エッジの利いたギターのリフが耳に突き刺さるハードなナンバー。軽快かつソウルフルなカップリング曲も、彼らの新たな魅力を存分に引き出している。
ガイドコメント
2009年7月1日リリースとなる、flumpoolのダブルAサイド・シングル。玉木宏、山田孝之主演の映画『MW-ムウ-』主題歌となった「MW〜Dear Mr.&Ms.ピカレスク〜」や「夏Dive」、「サイレン」を収録。
収録曲
01MW〜Dear Mr.&Ms.ピカレスク〜
映画『MW -ムウ-』主題歌となったメジャー2ndシングル。哀しげな顔をのぞかせる歌唱と思いを振り切るように走るバンド・サウンドが絶妙にリンク。溶けるように胸を焦がす愛を求める激しい情熱を含んだ詞には、ズキズキとした痛みが感じられる。
02夏Dive
タイトルどおりのサマー・チューンとなった2ndシングル。“涙も悔いも汚れた思い出も”夏のせいにしてハジけろ! と歌うが、サウンドにもメロディにも、どこか薄くモヤがかかったような陰鬱な成分が入り込んでいるのが彼ららしさか。
03サイレン
04MW〜Dear Mr.&Ms.ピカレスク〜 (Instrumental)
05夏Dive (Instrumental)