ミニ・レビュー
“高嶋ちさ子12人のヴァイオリニスト”の中でも、松本蘭は2009年度ミス日本グランプリで“ミス着物”を受賞したお墨付きの美形。本盤は小曲集ながら彼女の資質と技能が存分に味わえる内容(全13曲収録)。優美さと強靭さが感じられる演奏で、バルトークがいい。
ガイドコメント
“高嶋ちさ子と12人のヴァイオリニスト”のサブ・リーダーとして活躍するヴァイオリニスト、松本蘭のソロ・デビュー・アルバム。親しみやすい選曲ながら第6回大阪国際音楽コンクール優勝の実力も発揮された、名刺代わりの一枚だ。
収録曲
01朝の歌 (エルガー)
02白鳥 (サン=サーンス/ハイフェッツ編)
03うまれゆく、風-Caprice Fantastique- (加藤昌則)
04カンタービレ (パガニーニ)
05亜麻色の髪の乙女 (ドビュッシー)
06「シェエラザード」若き王子と王女〜シェエラザードの歌 (リムスキー=コルサコフ)
07ユーモレスク (ドヴォルザーク)
08ルーマニア民俗舞曲 (バルトーク)
09夏の名残りのバラ (庭の千草) (アイルランド民謡)
10ラ・ジターナ (ジプシーの女) (クライスラー)
11からたちの花 (山田耕筰)
12アメリカの思い出 (ヴュータン)
13故郷の人々 (スワニー川) (フォスター/ハイフェッツ編)