ミニ・レビュー
響きの輪郭と色彩のくっきりとしたエルガー。たっぷりとまろやかな響きの中から悠揚とノーブルな旋律が浮かび上がる、昔ながらの英国流の姿とは一味違う。ジェントルな語り口の中にも、キレのよさや透明感といった、現代の快の嗜好のようなものが浮き出る。
ガイドコメント
アシュケナージの初のエルガー交響曲、管弦楽曲シリーズの第1弾で、首席指揮者となったシドニー響とは第2弾となるアルバム。意外とイギリス音楽を録音していないアシュケナージによる、満を持してのエルガー作品だ。
演奏
ウラディーミル・アシュケナージ指揮 シドニー交響楽団