ミニ・レビュー
2009年9月まで放送していたNHK連続テレビ小説『つばさ』の主題歌となったラブ・ソング。季節は巡って再び春が来ることを歌ったメッセージ性の高い曲。「エミリー」は思わずステップを踏みたくなるようなポジティブ・ソング。「It's So Hard To Say Goodbye To Yestderday」はアンジェラが以前から敬愛するボーイズIIメンのカヴァー。
ガイドコメント
前作「手紙」以来、約1年ぶりとなる2009年9月16日リリースのシングル。多部未華子主演のNHK朝の連続テレビ小説『つばさ』の主題歌に起用された「愛の季節」は、アンジェラの情熱的な歌唱が魅力のナンバーとなっている。
収録曲
01愛の季節
恋愛の様々な感情を移りゆく四季にたとえた希望あふれるラヴ・ソング。アンジェラの得意とするピアノを主体としたバンド編成のミディアム・バラードで、冬が春を迎えるように終わりかけた愛ももう一度始まると歌うポジティヴな内容だ。
02エミリー
大切なのは自分を信じて許すことだ、というメッセージ性の強い歌詞が心に響く応援歌。スウィングするドラムとリズミカルに跳ねるピアノに爽やかな歌唱が映える。“エミリー”という呼びかけはまるで自分自身へ向けているかのようだ。
03It's So Hard To Say Goodbye To Yesterday
ボーイズIIメンのヒット・シングルにインスパイアされて、オリジナルの日本語詞をつけたカヴァー曲。ピアノ一本の弾き語り形式で、別れがテーマの歌詞を切々と歌い上げる。後半の英語詞パートでのフェイクには歌唱力の高さがうかがえる。