ミニ・レビュー
トーク・コンサートをはじめ、TVやゲーム音楽など幅広い活躍を続ける清塚信也の本格クラシック・アルバム第2弾。ラウンジ・ミュージック的な音作りで、あえてダイナミック・レンジを拡げず、ソフト・フォーカスで捉えた響きが耳に快い。絵本風のブックレットもお洒落。
ガイドコメント
清塚信也のクラシック・アルバム第2弾。ベートーヴェンとショパンの組み合わせの前作に続く本作は、ロマン派を中心に隠れた名曲も集めたアルバムとなった。ショパン、リストからガーシュウィンまでとヴァラエティに富んだ、清塚の魅力が楽しめる一枚。
収録曲
01夢 (ドビュッシー)
02練習曲ホ長調op.10-3「別れの曲」 (ショパン)
03間奏曲 (インテルメッツォ) (ポンセ)
04無言歌ニ長調op.85-4「悲歌 (エレジー)」 (メンデルスゾーン)
05「抒情小曲集」op.43〜第2曲 孤独なさすらい人 (グリーグ)
06ヴォカリーズop.34-14 (ラフマニノフ)
07パガニーニによる大練習曲嬰ト短調S.141-3「ラ・カンパネラ」 (リスト)
08ラプソディ・イン・ブルー (ガーシュウィン)
09「子供の情景」op.15〜第7曲 トロイメライ (シューマン)