ミニ・レビュー
2年ぶりの5枚目作目。渋めなホーン・セッションでクールに夜へ誘う「夜をかけぬけろ」、打ち込み系サウンドの「トーチソング〜midnight blues〜」、遠い夏の夜の記憶を歌うポップス調の「ラブソング・オールナイト」を経て、明けゆく空を背景に自らを奮い立たせるリリックが感動的な「いくつの朝を」で朝を迎える。自己流に多ジャンルを見事昇華したコンセプト作。太めな声質に大人の色気があり聴き惚れる。★
ガイドコメント
2008年6月発表の『VIBES』以来1年3ヵ月ぶり、フル・アルバムとしては2年ぶりとなる5枚目。元SKA SKA CLUBのグローバー義和&橋谷康一と佐藤元彦の3人が奏でる、多彩な要素と心を揺さぶるヴァイブスが満載の渾身の充実作だ。
収録曲
01night on the planet (intro)
02夜をかけぬけろ
03アリシア
04アイマイタイム
05C-STYLE
06野獣と花
07二次元ループ (it・sickin'・boob)
08逢えない時の123
09トーチソング〜midnight blues〜
10RA-TA-TA
11ラブソング・オールナイト
12いくつの朝を