ミニ・レビュー
豪華な顔ぶれのゲスト=それぞれの曲の作曲者(「エトピリカ」は自作)というゴージャスな企画。相手のスタイルに応じた多彩な編成が楽しい。タンゴ・バンドの「リベルタンゴ」、オーケストラの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ〜デボラのテーマ〜」を頂点として10曲目以降パーソナルなムードになっていき、最後の名曲「放課後の音楽室」でリラックス気分にたどり着く流れが、実にニクいのだ。
ガイドコメント
2010年にデビュー10周年を迎える葉加瀬太郎の、2009年9月リリースのアルバム。ジェイク・シマブクロ、小松亮太、cobaら豪華アーティストを迎えた楽曲を収録した、アニバーサリー・イヤーへの布石ともいえる充実作。
収録曲
01ソング・オブ・ライフ (with 鳥山雄司)
02地球に乾杯 (with 羽毛田丈史)
03シルクロードのテーマ (with 喜多郎)
04黄昏のワルツ (with 加古隆)
05エトピリカ (with ジェイク・シマブクロ)
06SARA (with coba)
07TAKUMI/匠 (with 松谷卓)
08リベルタンゴ (with 小松亮太)
09ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ〜デボラのテーマ〜 (with エンニオ・モリコーネ)
10世界の車窓から (with 溝口肇)
11あの夏の白い雲 (with 押尾コータロー)
12誕生 (with 西村由紀江)
13放課後の音楽室 (with ゴンチチ)