ミニ・レビュー
6作目にして初のソロ・アルバム。壮絶なテクニックと彩り豊かな音風景は相変わらずで、なかでも「プレイス・トゥ・ビー」は圧巻。あえて多くを語らずに物語を紡ぎ出そうとしている。さらに矢野顕子が歌う「グリーン・ティー・ファーム」にはマイッタ。上原のピアノまで矢野っぽく聴こえてしまうから不思議。
ガイドコメント
絢香との共演も話題となった人気ピアニスト、上原ひろみの初ソロ・ピアノ作品。全13曲中11曲が自身のオリジナルで、矢野顕子をヴォーカルに迎えた「グリーン・ティー・ファーム」では、初めて作詞も手がけている。
収録曲
[Disc 1]
01BQE
02シュー・ア・ラ・クレーム
03SICILIAN BLUE
04BERNE, BABY, BERNE!
05SOMEWHERE
06CAPE COD CHIPS
07ISLANDS AZORES
08PACHELBEL'S CANON
09SHOW CITY, SHOW GIRL
10DAYTIME IN LAS VEGAS
11THE GAMBLER
12PLACE TO BE
13GREEN TEA FARM
[Disc 2]〈DVD〉
01プレイス・トゥ・ビー (2008年12月、東京国際フォーラム ホールAにて収録)
02プレイス・トゥ・ビー (2009年3月、ニューヨーク、アヴァター・スタジオでのレコーディング・メイキングとインタビュー収録)
録音
[1] 2009.3 [2] (1)2008.12