ミニ・レビュー
仙台で活動する、カナダ人のプラント兄弟二人と日本人からなる4人組の12枚目のシングル。メロディアスなロック「虹色の魚」、明るくポップな「Open Happiness」、彼ら流ラップ「MONSTER」の3曲を収録。ヴォーカルを務めるプラント兄弟は英語と日本語を駆使、独自の感性を持った楽曲を作り上げている。
ガイドコメント
前作「アイシテル」から約4ヵ月ぶりとなる、2009年10月にリリースの12thシングル。哀切さのなかに力強さを感じさせるメイナードのヴォーカルが映えるロック・チューンなどを収録。
収録曲
01虹色の魚
トリプルA面の12thシングルで、SUBARU「インプレッサ」CMソングとなったロック・チューン。爽やかに疾走するギターとツイン・ヴォーカルのハーモニーが絶妙に絡む。夢の中を旅するような幻想的な歌詞もキャッチーなメロディにハマっている。
02Open Happiness
ピアノとアコギを軸に哀感たっぷりのメロディを聴かせる、コカ・コーラ“ハピネスファクトリー3”テーマ・ソング。昔の恋人への想いを胸にそれぞれの幸せを見つけようという歌詞には、切なさだけでなく前に進んでいく凛々しさを感じる。
03MONSTER
今までの“モマジ”のイメージをぶち破るかのような激しいギター・サウンドの12thシングル。いろいろなことを考えすぎてモンスターになってしまうというトリッキーな歌詞を、ヴォコーダーを駆使したハードなラップに乗せたミクスチャー・ロックだ。