ソフトな歌唱と嬉しい予兆が感じられるバンド・サウンドが魅力のポップ・ロック。恋してキレイに、幸せになるがテーマで、タイトルは“合図”“eyes”“愛s”の掛け言葉。ハモンドオルガンが多幸感を生む、イオン「HEATFACT」CMソング。

リップスライムのSUを迎えた、初のコラボ・チューン。「One×Time」を元にして、舌足らずで甘い大塚愛の歌唱とクールなSUのラップを絡ませている。温かいムードが漂うが、吐息もあり、キスをきっかけに始まる“興味深い時間”についての歌だ。

NHK『よるドラ』主題歌となった6thシングル。コケティッシュな大塚愛の魅力がふんだんに盛り込まれた、スウィートなラヴ・ソング。自身のピアノと弦一徹ストリングスの瑞々しいアレンジを背景に、“ずっと…大好きだよ”と伝える声は切なくも愛らしい。

幸せ行きのチケットで一緒に行こうと告げるプロポーズ・ソング。弾むようなドラムとストリングスに導かれた、心躍る歌唱がキュート。ラストのホロリとさせるピアノ演出がニクい。本人出演の日本生命「みらいサポート」CFソング。

愛の表現はさまざまだが、相手への夢中な気持ちを“君フェチ”とするところが秀逸。優しく快いミディアム・スローに乗せた、肌の温もりを感じて安堵する猫のような人なつこい歌唱やまどろみをもたらすハモンド・オルガンが、この楽曲の世界観をうまく描写している。

“今すぐ会いたい”というフレーズのリフレインが深い印象を残す、ミディアム・スローのラヴ・ソング。あきらめてしまった恋の回顧がテーマだが、切な過ぎず、多くの人が癒されるキレイ系のバラードに仕上がっている。

アルバム『LOVE JAM』収録曲のリアレンジ版。“2人の靴下が仲良くしてる”“おそろいハブラシ”などのフレーズは、甘い新婚生活を想わせていて微笑ましい。渡辺香津美のギターや明るく弾むフルートなど、幸せに満ちたサウンドもラヴリー度を後押し。

ブラスを配した元気みなぎるポップ・ロック。舌足らずな声で歌う“あなたとあたし、さくらんぼ”のフレーズで人気となった曲で、“もう1回ッ！”のオマケもクセになる。フジテレビ系『めちゃ×2イケてるッ！』エンディング・テーマに起用の2ndシングル。

アコースティック・ギターやパーカッションが膨らみのあるサウンドを支え、軽快なホーン・アレンジがおしゃれで大人っぽい一曲。朝食の風景を切り取った歌詞には思わず笑みがこぼれてしまいそう。

恋人への愛しさが満ちあふれたラヴリーなナンバー。アコギも加えたオーソドックスかつ陽気なロックで、大塚愛の甘いヴォーカルと“好きよ”のフレーズが、花を咲かせるようにサウンドをカラフルに彩る。ライオン「植物物語ハーブブレンド」CMソング。

3rdシングルのリアレンジ版。大切な人を想う女性のかわいらしさを飾ることなく描いたウエディング・ソング。男性のツボを突く、甘え加減が絶妙のヴォーカルが何ともいえずキュート。オーボエの音色が温かいムードをもたらすのに一役買っている。

ハモンドオルガンの柔らかな音色と優しい陽光のような温もりのある歌唱が耳を引きつけるナンバー。春めいた季節と心の雪解けを重ねた、期待と不安が入り交じる感情を、ほんわかとしたドリーミーなサウンドで描いている。

気づけば離れることができない二人になっていると、隣の存在へ語りかけるラヴ・ソング。渋谷憲（MOB SQUAD）が刻むドラムは、募る想いに弾む鼓動のごとく、徐々にドキドキを伝えていく。寄り添いたいと願う気持ちにあふれた、微笑ましいナンバーだ。

13thシングル「恋愛写真」のスプリング・ヴァージョン。ストリングスで盛り上がるサビのオリジナルと比べ、静かなピアノのみで構成されたスロー・バラードとなっている。春らしい歌詞が加筆されているのが聴きどころ。

16thシングルのリアレンジ版。イントロの吐息混じりのア・カペラが、何とも胸に響くラヴ・バラード。世界で一番好きな人のそばにいたいと吐露する愛くるしい歌唱は、ゆっくりと身体に染み込むように安らかだ。最小限にとどめたピアノも、陰ながら好演出。