ミニ・レビュー
機を捉えた再発。こういうの良くあるのだよね、と斜に構えつつ、相手の術中にハマッてしまう。なにせ仕掛け人はリフキン、バッハのミサ曲演奏に各パート一人の演奏を仕掛けたバロックの達人だ。この人が若き院生時代、アルバイト先だったノンサッチで任された録音プロジェクトだった。
ガイドコメント
先鋭的なバロック演奏で有名なリフキンの、ビートルズのバロック版カヴァー集。ラグタイムの研究家でもあった若きリフキンが、60年代半ば、世界を席巻しつつあったビートルズを独創的なアプローチで遊んだ快作。
収録曲
01王宮のビートルズの音楽MBE1963~序曲 (抱きしめたい)/歓喜 (僕が泣く)/平和 (今日の誓い)/秘めたる愛 (悲しみはぶっとばせ)/楽しみ (涙の乗車券)
02エプスタイン変奏曲 (ホールド・ミー・タイト)MBE69A
03「昨晩、僕は言ったのさ」-シェイ・スタジアム後第3土曜のためのカンタータMBE58、000~合唱「昨晩、僕は言ったのさ」 (プリーズ・プリーズ・ミー)/レチタティーヴォ「彼らは冗談をとばしては笑いながら入ってきて」/アリア「もっと若かった頃」 (ヘルプ!)/コラール「僕をつらくさせるのなら」 (アイル・ビー・バック)
04トリオ・ソナタ ダス・ケーフェルライン (小さなカブトムシ)MBE004[1//4]~グラーヴェ、アレグロ、グラーヴェ:エイト・デイズ・ア・ウィーク/クォドリベート:シー・ラヴズ・ユー~サンキュー・ガール~ア・ハード・デイズ・ナイト
演奏
ジョシュア・リフキン指揮 マージーサイド室内楽協会バロック・アンサンブル