ミニ・レビュー
ジャケット上部に英文でつつましやかに記されたスタンダーズ・トリオという名称。モンクの「リフレクションズ」「アスク・ミー・ナウ」、ショーターの「フォール」「アナ・マリア」などのナンバーを柱にした本作(「イースト・コースト・ラヴ・アフェア」が自作)の、エフェクトを抑えたモノトーンの静謐な爪弾きは、彼のハードコアな側面を大きく覆し、その丸腰ギターがカートの善美をあらためて証明する。
ガイドコメント
血筋的に欧州にルーツを持ち、伝統的なジャズのイディオムに浸からないスタイルが魅力のギタリスト、カート・ローゼンウインケルのアルバム。定番スタンダードをどう料理するのかを明らかにした意義の大きい作品。
演奏
カート・ローゼンウィンケル(G) エリック・レヴィス(B) エリック・ハーランド(DS)