ミニ・レビュー
デビューから約1年を経てリリースされたセカンド・アルバム。リー・リトナーの代表的ナンバーの「キャプテン・カリブ」から、伸びのある音色とそこはかとなく漂う上品な色気にはっとさせられる。ノスタルジックな雰囲気の「オレンジ・ロード」や「テンポ・フェリーチェ」で聴かせる、哀愁あふれるプレイも彼女の持ち味かも。
ガイドコメント
2009年発表の2ndアルバム。ポップスからクラシックまでを網羅するクロスオーヴァー系のヴァイオリンはもはや珍しくないが、それらに牧山純子ほど広く深く関わっているプレイヤーは少ない。多くの経験を感じさせる円熟した演奏がここに。
収録曲
01CAPTAIN CARIBE
02ヴェント・ディ・リベルタ
03AFTER THE LOVE HAS GONE
04SIR DUKE
05ORANGE ROAD
06PENINSULA
07TEMPO FELICE
08LINUS AND LUCY
09TO LOVE AGAIN (NOCTURN)
10JOYFUL JOYFUL (SYMPHONY NO.9)
11彼女の夏
演奏
Junko Makiyama(VN) Makoto Kuriya(P,KEY) Koichi Osamu(B) Hidenobu“KALTA”Otsuki(DS) (1)(2)(5)Gennoshin Yasui(PERC) (4)(5)Ryo Ogihara(G)