ミニ・レビュー
渾身の力演とはこのことを言うのだろう。とにかくピアニストがたくさんの音を弾くのが嬉しくてしょうがない、といった様子がよく伝わってくる。以前のように単に汗だくという域も脱している。オーケストラも好演。いっそう自由ですさまじいのはソナタの方か。
ガイドコメント
及川浩治の初となる協奏曲録音。協奏曲は2008年サントリー・ホールの聴衆を熱狂させたラフマニノフの第3番、ソナタは2005年のデビュー10周年リサイタルでの第2番と、いずれもライヴ録音。鬼気迫る情熱でぐいぐい引き込む、興奮度の高い演奏だ。
演奏
及川浩治(P) (1)広上淳一指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団