ミニ・レビュー
欧州の巨匠ダスコ・ゴイコヴィッチがニューヨークに赴き、若手・中堅の名手たちと共演したエンヤ・レーベル第2弾。ジャズ・スタンダードの「Lament」「Day By Day」以外はダスコのオリジナルだ。ニューヨーク、ビ・バップへの憧憬が綴られる。哀愁のダスコの名トランペットに酔う。
ガイドコメント
タイトルどおり、ビバップを強く意識した94年レコーディング作。ニューヨークを舞台にしたケニー・バロンら腕の確かなプレイヤーとの共演だが、それでもなおユーゴスラビア出身のダスコの出す音は特異さを失わない。
収録曲
01SUNRISE IN ST.PETERSBURG
02IN THE SIGN OF LIBRA
03BEBOP CITY
04LAMENT
05BOP TOWN
06NO LOVE WITHOUT TEARS
07ONE FOR KLOOK
08DAY BY DAY
09BROOKLYN BLUES
演奏
ダスコ・ゴイコヴィッチ(TP,FLH) ケニー・バロン(P) レイ・ドラモンド(B) アルヴィン・クィーン(DS) (1)(3)〜(5)ラルフ・ムーア(TS) (2)(7)(9)エイブラハム・バートン(AS)