ミニ・レビュー
古楽とその演奏法の復活を経験した音楽界にあって、モダン楽器で古楽のレパートリーを扱う意義・意味を教えてくれる演奏だ。それは、モダン楽器もピリオド楽器も自在に使いこなす有田だからこそ。すべての表現が自然でありながら、大きな説得力を持って聴き手に迫ってくる。★
ガイドコメント
日本における古楽演奏の先駆者かつ第一人者でもある有田正広の、モダン・フルートによるバッハという、意欲的で刺激に満ちた一枚。楽器の持つ機能性と古楽奏法のバランスが絶妙な、新たなバッハが提示されている。
収録曲
J.S.バッハ:
01フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調BWV1033
02フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ロ短調BWV1030
03無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調BWV1013
04フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調BWV1034
05フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調BWV1035
06フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ変ホ長調BWV1031~シチリアーナ