ミニ・レビュー
より力強く、包容力を増したヴォーカルに加え、どうやらロマンチストらしい彼の歌心が申し分なく出た一枚。新井満の「この街で」、美空ひばりの「一本の鉛筆」、直太朗の「花」ほか、ポップス系の選曲もぐっとくるものばかり、鷺巣詩郎による冒頭2曲をはじめ、アレンジも上質。歌の力を信じたい人に。★
ガイドコメント
ソプラニスタ岡本知高の4年ぶり4枚目のソロ・アルバム。今回のテーマは“和”。日本人の多くが懐かしさを感じる唱歌から民謡、J-POPまでを集めている。アレンジを鷺巣詩郎が担当し、充実のアルバムに仕上がった。
収録曲
01木曾節 (長野県民謡)
02よさこい鳴子踊り
03朧月夜 (zipangu version)
04道標
05この街で
06夏の思い出 (zipangu version)
07一本の鉛筆
08浜辺の歌 (zipangu version)
09荒城の月
10椰子の実 (zipangu version)
11早春賦 (zipangu version)
12花
13あなたに