ミニ・レビュー
恋してしまいそうなほど魅力的だという2楽章の、ピアノの響きに感性を澄まし、音の中をゆらとたゆたうごとき音の姿がオケともども全編横溢。装飾音のひとつひとつに耳を配り、時にフイと消え入って融ける。速い部分でも決して一気呵成に走らない。独自の境地だ。
ガイドコメント
ブーニンによる、ウェルザー=メストとのショパンのコンチェルト第2番に続く第1番で、ショパン・コンクールでの録音以来の顔合わせが実現。しかもコンクールと同じワルシャワ・フィルとの共演で、大いに盛り上がり話題となった演奏だ。
演奏
スタニスラフ・ブーニン(P) (1)アントニ・ヴィット指揮 ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団