ミニ・レビュー
ポスト・ロックの先駆的バンド“フリッジ”のギタリストとして活動、またジャズ・ドラマーのスティーヴ・リードとのコラボレーションでも知られるキエラン・ヘブデン。彼が久々にフォー・テット名義の作品を発表した。アブストラクトな音が続くが、聴きごこちは実に滑らか。「This unfolds」から「Reversing」への流れが実に美しい。
ガイドコメント
ポストロックの先駆けであり、フォークトロニカという世界を生み出したフォー・テットの、スタジオ録音としては5年ぶり5枚目となるアルバム。キラキラと輝く研ぎ澄まされたサウンドがいっぱいに詰まった一枚だ。
収録曲
01ANGEL ECHOES
02LOVE CRY
03CIRCLING
04PABLO'S HEART
05SING
06THIS UNFOLDS
07REVERSING
08PLASTIC PEOPLE
09SHE JUST LIKES TO FIGHT