ミニ・レビュー
3枚目のシングル。ドラマ『ブラッディ・マンデイ』の主題歌になったバラードは、愛する人を失う気持ちを切なく歌い上げた。カップリングの「Birds」はタイトル曲とは対照的にアッパーなロック・チューン。「今年の桜」は卒業シーズンに向けてしっとりとリミックスした。彼らの今の魅力を凝縮したような内容の濃いシングル。
ガイドコメント
1stアルバムの発表から約1ヵ月後の2010年2月リリースの3枚目のシングル。TBS系ドラマ『ブラッディ・マンデイ』主題歌に起用された、美メロに乗せて愛する人を失なう気持ちを切実に歌い上げたバラードだ。
収録曲
01残像
別れようとしながらも今も愛する人への想いを綴ったミディアム・バラード。人を想う純粋な気持ちを、ストリングスの繊細な音色によって描写。この身を削ってもいいと思える人でさえ“いつかは逢えなくなる それが人生と”という冒頭の一節がグッとくる。
02Birds
エフェクトを効かせたギターや乾いたドラムとストリングスが一体となった、スケールの大きな疾走チューン。“鳥になりたい……”という子供のころの願いのままに、自分自身の力で自由に生きたいと語る、自身への自答とも鼓舞ともとれるリリックが胸を打つ。
03今年の桜 (Graduation Remix)
1stアルバム『What's flumpool!?』収録曲のリミックス。アコギとシンセをメランコリックに響かせたバラードの“卒業ヴァージョン”だ。ピアノとストリングスが、想いを馳せた街で未来へ歩もうと歌う流麗なヴォーカルを引き立たせている。
04残像 (Instrumental)