ミニ・レビュー
バロックから近代までとりどりにクラシック作品を俎上に乗せ、かっちりと原曲の姿を示しつつ、瞬時ジャズ・スタイルに変異して緊密なインタープレイで魅せる練達のデュオ。そのほとんど違和感を感じさせない変わり身の鮮やかさ! 齢70近いバートンも熱く元気だ。
ガイドコメント
ヴァイブ奏者であり、バークリー音楽院の名誉教授も務めたゲイリー・バートンが愛弟子のピアニスト、小曽根真と組んだデュエット・アルバム。斬新な解釈で披露されるクラシック・ナンバーの数々を収録する。
収録曲
01LE TOMBEAU DE COUPERIN 1 - PRELUDE
02EXCURSIONS 1, OPUS 20
03PRELUDE 8, OPUS 32
04MILONGA
05PRELUDE 2
06SONATA K.20
07IMPROMPTU - FROM THREE LITTLE ODDITIES
08PIANO CONCERTO IN F - MOVEMENT 3
09歌劇「ラクメ」メドレー:子守唄〜二重唱
10CAPRICCIO 2, OPUS 76
11SOMETHING BORROWED, SOMETHING BLUE