ミニ・レビュー
“ポニーテールとシュシュ”に夏の女子のイメージを映していくシングルは、爽快感と疾走感の中に恋する男子と夏のエネルギーを充電していく。Type-Aのカップリング「僕のYELL」は、緩やかにポジティヴな感覚が開かれていく中に、ファンとAKB48との間に宿るYELLの温かさを感じてやまない。
ガイドコメント
前作「桜の栞」に続く、約3ヵ月ぶりのシングル。元気いっぱいの彼女たちにぴったりの、夏を先取りしたナンバー「ポニーテールとシュシュ」を含む収録曲の作詞は、もちろん秋元康によるもの。
収録曲
[Disc 1]
01ポニーテールとシュシュ
海外ロケのPVや水着のジャケットも話題となったメジャー16thシングル。無邪気にはしゃぐクラスメイトへの片想いを、捕まえられない“恋の尻尾”と綴った甘酸っぱい青春ポップだ。澄み切った青空のようにどこまでも爽やかなサウンドと切ない恋心との対比が見事。
02盗まれた唇 (アンダーガールズ)
アンダーガールズによる歌謡ポップス。快活なポップ調から色香あるコーラス・パートへガラリと雰囲気を変える展開が、あっという間に唇を奪われた少女の気持ちを加速させる。少女から大人へと変わる瞬間を絶妙に切り取ってみせた、思春期ならではの曲だ。
03僕のYELL (シアターガールズ)
シアターガールズによる青春ポップス。声を枯らしながら「負けるな!」とエールを叫ぶ僕の心境を綴った応援ソングで、クライマックスでの健気で優しい“頑張れ! 頑張れ!”のコールにはきっと勇気をもらえるはず。前向きになりたい時に是非聴きたい。
04ポニーテールとシュシュ (off vocal ver.)
05盗まれた唇 (off vocal ver.)
06僕のYELL (off vocal ver.)
[Disc 2]〈DVD〉〈music clip〉
01ポニーテールとシュシュ
02盗まれた唇
03僕のYELL