ミニ・レビュー
90年から2007年までに手掛けた映画/ゲーム音楽を自ら集大成した2枚組。作品ごとに多彩な曲想が飛び出して、意外と器用な作曲家なのだと再認識。『座頭市』のラストを飾った「Festivo」の躍動感、ファミコン・ゲーム『MOTHER』の音楽を基にした「POLLYANNA」「FLYING MAN」のポップな美しさが印象的。
ガイドコメント
ムーンライダーズの鈴木慶一のサウンドトラック分野における軌跡をまとめたアルバム。日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した北野武監督作『座頭市』、名作ゲーム『MOTHER』など、コンポーザーとしての才能を存分に味わえる。
収録曲
[Disc 1]〈Music for Films〉〈良いおっぱい悪いおっぱい〉
01エンディングテーマ
02雨のクリスマス
03不信心な牧師
04Red flood
05Pianose
06Shinon
07chicken hearts waltz
08a street corner/a tabaco shop
09a canalized heart
10chicken hearts blues
11an urn is drifting away
12chicken hearts theme
13A road to a post-town
14Firewood-chopping and a farmer who wants to be a samurai
15The wasteland massacre and the reminiscence of Geisha
16Constructors
17Festivo
18東京ゴッドファーザーズ
19すきま風
20探索のテーマ3
21No.9
22髭と口紅とバルコニー (Instrumental)
[Disc 2]〈Music for Games etc.〉〈MOTHER〉
01POLLYANNA (I BELIEVE IN YOU)
02WISDOM OF THE WORLD
03FLYING MAN
04EIGHT MELODIES
05オネットのテーマ
06ツーソンのテーマ
07サターンバレーのテーマ
08ランマのテーマ
09平和のテーマ
10エンディングのテーマ
11風のリグレット・メインテーマ (カルテット・ヴァージョン)
12天気予報の歌2
13天気予報の歌3
14天気予報の歌4
15六岳山のるろい
16なんてばかなぼく
17風のリグレット・メインテーマ (オーケストラ・ヴァージョン)
18うんこまみれの時間旅行
19懐かしい未来
20Tokyo 5001 A.D.#1
21SMILES and TEARS 2010 (Etsuko Yakushimaru)