ミニ・レビュー
75年に活動拠点をNYに移した日本を代表するトランペッターが、77年に一時帰国した日本とNYで録音した名盤。日本では峰厚介、益田幹夫ら、NYではジョン・スコフィールドらとともにトップ・プレイヤーが参加。スペーシャスでイマジネイティヴな演奏を聴かせる。
ガイドコメント
70年代半ばに渡米して新たな挑戦をスタートした日野が1977年に吹き込んだ重要作品。タイトル曲はファンクの香りをまとった16分もの壮大な楽曲。ジョン・スコフィールドが独特のうねるギターでアクセントをつける。
演奏
日野皓正(TP) 峰厚介(TS,SS) ジョン・スコフィールド(G) 益田幹夫(P,EL-P) クリント・ヒューストン(B,EL-B) ムトゥーメ(CONGA,PERC,VOICE) (1)日野元彦,(2)(3)(4)ジョージ大塚(DS) (2)タワーサ,(3)笠井紀美子(VO)