ミニ・レビュー
バップ、ブルースを愛する正統派ピアニスト、八木隆幸のピアノ・トリオ作。通算7枚目。ウォルター・デイヴィスの「Scorpio Rising」、バド・パウエルの「Illumination」などジャズ・ファンをうならせる渋い選曲で、スウィンギィで軽妙なピアノ・トリオ・ジャズを展開。ジャズ通はまずチェック。
ガイドコメント
整然としていて小刻みなフレージングからオスカー・ピーターソンの影響を感じさせるピアニスト。2010年のトリオ作品では、知る人ぞ知るジャズメン・オリジナルを取り上げ、メロディアスに仕立てあげている。
収録曲
01SCORPIO RISING
02TURQUOISE TWICE
03SALUTE TO BACH
04ILLUMINATION
05BUTTER CUP
06THE PEACOCKS
07COOL WALK
08SO IN LOVE
09GROOVE YARD
10WITH A SONG IN MY HEART
11LITTLE NILES
12OUT OF THE PAST