ミニ・レビュー
過去2作がグラミー連続受賞、今やカナダを代表するインディ・ギター・バンドの、前作『ネオン・バイブル』から約3年ぶりとなるサード。オバマ政権の元、何一つ変わらない“アメリカ”への想いを綴った本作は、ブッシュ政権時代に制作された前作よりも深い悲しみとやり場のない怒りに満ちている。
ガイドコメント
カナダ出身のオルタナティヴ・ロック・ユニットの3rdアルバム。ウィン・バトラーとレジーヌ・シャサーニュの鳴らすアクティヴなサウンド、どこか退廃的な香りを残した楽曲の世界観は唯一無二。
収録曲
01THE SUBURBS
02READY TO START
03MODERN MAN
04ROCOCO
05EMPTY ROOM
06CITY WITH NO CHILDREN
07HALF LIGHT 1
08HALF LIGHT 2 (NO CELEBRATION)
09SUBURBAN WAR
10MONTH OF MAY
11WASTED HOURS
12DEEP BLUE
13WE USED TO WAIT
14SPRAWL 1 (FLATLAND)
15SPRAWL 2 (MOUNTAINS BEYOND MOUNTAINS)
16THE SUBURBS (CONTINUED)