ミニ・レビュー
AKB48からの派生ユニット初シングル。学生時代の恋愛感情を“青春の忘れもの”と歌うリリックには懐かしさもあり、現役世代には“好きという想いを頑張って相手に伝えて”という応援歌になるはず。どの層の心にも響かせる言葉の技はさすが。声質に温か味がある、息の合ったヴォーカルも心にしみる。
ガイドコメント
AKB48の柏木由紀、高城亜樹、倉持明日香からなる清純派ユニットのデビュー・シングル。タイトル曲はNHKアニメ『メジャー』のエンディング・テーマに起用のナンバーで、カップリングにはAKB48ファンにはお馴染みの人気曲をCD初収録している。
収録曲
[Disc 1]
01ずっと 前から
2010年発表の記念すべきデビュー・シングルは、余白をたっぷり残したサウンドが印象的なロック・テイストのポップ。チューン。学校の部活におけるマネージャーと選手の恋を思わせる舞台をはじめ、甘酸っぱいくも胸が苦しくなるようなフレーズが並ぶ。
02ある秋の日のこと
人恋しくなる秋の季節を舞台に、野球部の彼に想いを寄せる女子を描いた王道青春ラヴ・ソング。焦れる気持ちをさらに急かすような性急なビートで走り抜けるロック風味のポップ・チューンで、ドラマティックなメロディ展開が沁みる。
03ずっと 前から (instrumental)
04ある秋の日のこと (instrumental)
[Disc 2]〈DVD〉
01コント「花の三姉妹」
02ずっと 前から (Music Clip)
03Making of「花の三姉妹」 (初回のみ収録)