ミニ・レビュー
NYアンダーグラウンドから誕生した、先鋭的なミクスチャー・バンドのデビュー作。ラウンジ・リザーズを母体とした凄腕の音の職人たちが、自由な発想で主流派ジャズとクラブ・ジャズを大胆に融合。時代を先取りするエクスペリメンタルなサウンドが超クール。
ガイドコメント
混沌とする80年代後半にニューヨークで生まれた個性派ジャズ集団。そこから13年の時を経て突如発表された本作だが、特徴あるプレーでお馴染のマーク・リボーの参加によりある種の変態性は維持している。
演奏
ロイ・ネイザンソン(SAX,VO) ビル・ウェア(VIB,VO) カーティス・フォークス(TB,VO) ブラッドリー・ジョーンズ(B,VO) E.J.ロドリゲス(DS) サム・バードフェルド(VN) (1)エルヴィス・コステロ,(7)スーシ・フィルドガード,(8)(9)デボラ・ハリー(VO) (1)〜(6)マーク・リボー(G)
録音
(1)〜(6)2009.6,9 (7)2010.2 (8)(9)95.