ミニ・レビュー
ヨーロッパ各国の音楽巡り集。各国の音楽素材を使った作品集といってもいい。荒波が立ってるような「美しく青きドナウ」やロシアもビビる「フィンランディア」から意外に可愛い「ルール・ブリタニア」、いちいち書いてたらきりがないが、とにかくカツァリスを聴かせるCDだ。恐れ入りました。
ガイドコメント
カツァリスによる“旅人のアルバム”シリーズ第1巻。まずはスイスから始まり中央ヨーロッパを経て北欧に至る。各国の名曲珍曲、小曲から難曲まで、カツァリスが案内する刺激的なヨーロッパ旅行を楽しめる。
収録曲
〈スイス〉
01「旅人のアルバム」〜アレグロ・パストラーレ (リスト)
02寂しい泉op.9-2 (R.シュトラウス)
03美しく青きドナウ (J.シュトラウス2世/シュット編)
04ハンガリー舞曲第1番 (ブラームス)
05ハンガリー舞曲第11番による即興曲 (カツァリス)
06スラヴ舞曲op.72-2 (ドヴォルザーク/カツァリス編)
07我がワルシャワの歌 (ハリス)
08ドナウ川のプレスブルク (ペティレク)
09アンダンティーノ (エッレル)
10アラ・バラータ (エッレル)
11祖国の旋律 (エッレル)
12交響詩「フィンランディア」op.26-7 (シベリウス/カツァリス編)
13フィンランドの子守歌 (ハンニカイネン)
14ドビュッシーのシルエット (ハンニカイネン)
15アイスランド舞曲 (レイフス)
16ルール・ブリタニア (ラトゥール)
17牧歌 (レントヘン)
18タンゴ (アルベニス/ゴドフスキー編)
19「椿姫」によるカプリース・ブリランテ (ジャエル)
20カラマティアノス (コンスタンティニディス編)
21自由の歌 (エコノム)