ミニ・レビュー
オランダ・聖パフォ教会にある、世界的に有名なパイプオルガンで録音された名曲集。良く知られた曲のキャラクターに合わせて変わる音色がそれぞれに美しく、中でもバロック系の音楽で使われる壮麗な響きは、それ自体が感動的。品位ある演奏もすばらしく、柔らか系のタイトルから想像できない充実の内容だ。
ガイドコメント
オランダ在住の塚谷水無子の2ndアルバム。前作と同じ路線の作りで、癒し系アルバムとなっている。世界最大規模のオルガンで、モーツァルトも弾いたというパイプオルガンの響きが聴き手を包み込んでくれる。
収録曲
01結婚行進曲 (メンデルスゾーン)
02愛のあいさつ (エルガー)
03G線上のアリア (J.S.バッハ)
04ハレルヤ・コーラス (ヘンデル)
05主よ、人の望みの喜びよ (J.S.バッハ)
06水上の音楽〜アラ・ホーンパイプ (ヘンデル)
07婚礼の合唱 (結婚行進曲) (ワーグナー)
08亜麻色の髪の乙女 (ドビュッシー)
09ソナタ「悲愴」〜アダージョ・カンタービレ (ベートーヴェン)
10タイスの瞑想曲 (マスネ)
11ジムノペディ第1番 (サティ)
12「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」〜ロマンス (モーツァルト)
13アヴェ・マリア (アルカデルト)
14パッヘルベルのカノン (パッヘルベル)
15トッカータとフーガ ニ短調 (J.S.バッハ)