ザ・ストロークス / アングルズ

はてなブックマークに追加
ザ・ストロークス / アングルズ
CD
ミニ・レビュー
アメリカの5人組による約5年ぶりとなる4枚目のアルバムだが、おそらく過去を知る人は驚くだろう。ロックンロール然としたスタイルではなく、完全に新たな音像を目指した仕上がりだ。自分たち自身の姿を模索していた時間経過をそのまま表わしたというべきか。中毒的ポップさが隠れた魅力。
ガイドコメント
約5年ぶりとなる2011年3月23日リリースのアルバム。U2、ベック、ビョークらを手掛けたジョー・チカレリをプロデューサーに迎え、これまで以上にタイトでアグレッシヴなサウンドを構築。新たなるモダン・エイジを創造するにふさわしい一枚だ。
チャート
  • TOWER RECORDS 渋谷 アルバム総合
    2位 (2011/4/4)  ⇒  3位 (4/11)  ⇒  8位 (4/18)  ⇒  12位 (4/25)  ⇒  10位 (5/2)  ⇒  14位 (5/9)  ⇒  23位 (5/16)  ⇒  33位 (5/23)  ⇒  35位 (5/30)
  • TOWER RECORDS 新宿 アルバム総合
    2位 (2011/4/4)  ⇒  4位 (4/11)  ⇒  11位 (4/18)  ⇒  13位 (4/25)  ⇒  8位 (5/2)
  • TOWER RECORDS 札幌 アルバム総合
    2位 (2011/4/4)  ⇒  9位 (4/11)
  • TOWER RECORDS 名古屋 アルバム総合
    2位 (2011/4/4)  ⇒  4位 (4/11)  ⇒  6位 (4/18)  ⇒  6位 (4/25)  ⇒  6位 (5/2)
  • TOWER RECORDS 大阪 アルバム総合
    2位 (2011/4/4)  ⇒  5位 (4/11)  ⇒  8位 (4/18)
  • TOWER RECORDS 福岡 アルバム総合
    2位 (2011/4/4)  ⇒  9位 (4/11)  ⇒  7位 (4/18)  ⇒  10位 (5/2)
  • TOWER RECORDS ロック&ポップス アルバム
    2位 (2011/4/4)  ⇒  2位 (4/11)  ⇒  3位 (4/18)  ⇒  5位 (4/25)  ⇒  5位 (5/2)  ⇒  6位 (5/9)  ⇒  10位 (5/23)  ⇒  11位 (5/30)  ⇒  13位 (6/6)  ⇒  11位 (6/13)  ⇒  15位 (6/20)  ⇒  10位 (8/1)  ⇒  8位 (8/8)  ⇒  9位 (8/15)
収録曲
01MACHU PICCHU
5年ぶりとなる2011年3月に発表されたアルバム『アングルズ』の冒頭曲。リード・ギターを担当するニックのデモからはじまった、新たな境地を開いたレゲエ調のナンバーだ。ジュリアン・カサブランカスのエネルギッシュなシャウトが冴える。
02UNDER COVER OF DARKNESS
螺旋階段を駆け上るようなギターのアンサンブルを存分に堪能できる、陽気でコミカルなロック・チューン。ファニーなギター&ベースのフレーズをちりばめたサウンドをなぞる、ちょっぴり切ないメロディが胸に染みる。
03TWO KINDS OF HAPPINESS
浮遊感あふれるセンチメンタルなメロディと4つ打ちのドラムからスタートする、ポストロック的アプローチのロック・チューン。アグレッシヴなジュリアン・カサブランカスのシャウトと疾走感あふれるギター・フレーズが爽快だ。
04YOU'RE SO RIGHT
ダークな低音のサウンドと疾走感あふれるドラミングが緊張に満ちた空間を創り上げる、シリアスなロック・チューン。神経質な雰囲気を醸し出すヴォーカルと不協和音のコーラスやノイジーなギターの音色が、いっそう焦燥感を煽る。
05TAKEN FOR A FOOL
「ユーアー・ソー・ライト」と同じく緊張感あふれるシリアスなマイナー・コードのサウンドだが、こちらはサビでメジャー・コードのパワフルに弾けたサウンドへと展開。途中で雰囲気ががらりと変わるドラマティックなロック・ナンバーだ。
06GAMES
これまでは禁じ手としてきたシンセサイザーを大フィーチャーした、「マチュ・ピチュ」同様に新境地を開いたロック・ナンバー。哀愁漂う優しいサウンドとビシッとしたドラミングのコントラストが、より楽曲を引き締めている。
07CALL ME BACK
哀しげなヴォーカルと浮遊感あふれるコーラスやギターを中心にしたシンプルな構成のスロー・ナンバー。不協和音スレスレのコーラスとコーラスと同じフレーズを奏でるギター、そしてエモーショナルなヴォーカルが重なったラストも聴きもの。
08GRATISFACTION
これまでのストロークスには考えられなかった、分厚いコーラスがジュリアン・カサブランカスの声と並走していく異色のナンバー。爽やかなロック・サウンドが印象的で、コーラス・パートからパッと一気に開放感に満たされる。
09METABOLISM
畳み掛けるようなドラミングとシリアスなギター・フレーズ、緊張感あふれるヴォーカルが、エネルギッシュかつ悲壮感を漂わせるロック・ナンバー。タイトな4つ打ちのリズムに合わせて、こんこんと迫ってくるようなツイン・ギターが印象深い。
10LIFE IS SIMPLE IN THE MOONLIGHT
アルバム『アングルズ』のラスト・ナンバーにして、アルバム中もっとも柔らかいヴォーカルを披露する優しいメロディのロック・ナンバー。イントロの浮遊感あふれるサウンドから一転して、螺旋階段を駆け上がるような高揚感を煽るサビへの展開はインパクト大。
封入特典
  • 解説/マウス・ステッカー(初回のみ)
アーティスト
  • ザ・ストロークス
    米・ニューヨーク出身のロック・バンド。メンバーはジュリアン・カサブランカス(vo)、ニック・ヴァレンジ(g)、アルバート・ハモンド・ジュニア(g)、ニコライ・フレイチャー(b)、ファブリジオ・モレッティ(ds)の5名。1999年に結成。“ネ……
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015