ミニ・レビュー
チャイコフスキーでは予想を裏切るまでに謙虚な(?)クレーメルがリードする中、三者は微妙な対峙のバランスを聴かせる。曲の長さを忘れてしまうほどに音楽に没頭できる演奏だ。同様のテイストを引きながら、作品の現代性も奏功してか、カップリングのキーシンはよりクールさの際立った秀逸な仕上がり。★
ガイドコメント
クレメラータ・ヴァルティカの精鋭ディヴァナウスカイテ、アルゲリッチも絶賛する期待の若手ブニアティシヴィリ、そしてクレーメルからなるトリオの室内楽アルバム。チャイコフスキーとキーシンの「ピアノ三重奏曲」を収録し、スリリングな演奏を展開する。
収録曲
キーシン:
01「鏡」
チャイコフスキー:
02ピアノ三重奏曲イ短調op.50「ある偉大な芸術家の想い出のために」
演奏
ギドン・クレーメル(VN) ギードゥレ・ディヴァナウスカイテ(VC) カティア・ブニアティシヴィリ(P)