ミニ・レビュー
初期ブラック・フラッグの集大成であるとともに、80'sアメリカン・ハードコアを象徴する歴史的名盤(81年発表の1作目)。ヘンリー・ロリンズ(vo)をフロントに、切迫したエモーションを暴力的なサウンドに具現化した一枚で、プリミティヴな衝動、混沌としたスリリングさが力づくで心を鷲掴みにする。
ガイドコメント
現ロリンズ・バンドのヘンリー・ロリンズが在籍したブラック・フラッグのファースト(81年発表)。ヴォーカル面でも演奏面でもアレンジ面でも明らかに重厚さに欠けるが、何かに向かってつっ走るこの性急さは逆に今のロリンズにはない味。時代を感じる。
収録曲
01RISE ABOVE
02SPRAY PAINT (THE WALLS)
03SIX PACK
04WHAT I SEE
05T.V.PARTY
06THIRSTY AND MISERABLE
07POLICE STORY
08GIMME GIMME GIMME
09DEPRESSION
10ROOM 13
11DAMAGED 2
12NO MORE
13PADDED CELL
14LIFE OF PAIN
15DAMAGED 1