ミニ・レビュー
没後10年が経過し古いマスター・テープが発見され2枚組に。1枚目は録音年不明だが70年代京都十字屋スタジオ収録のホモ・サピエンス時代のもの。2枚目はソロで81年1月17日サンケイホールでの年始ライヴ。20代の河島英五が蘇る。あのしゃがれた声がファンと一緒になって唄っている。
ガイドコメント
2001年に他界した河島英五の未発表録音集。DISC 1には京都のスタジオで録音された発掘音源を収録。そのうち約半数は未発表曲という、ファン必聴の内容だ。DISC 2には81年に大阪で行なわれたライヴ音源を収録している。
収録曲
[Disc 1]〈スタジオ録音 at十字屋〉
01出発
02タンバリンをたたいておくれ
0311月の午後 (こたつ)
04今日の空は
05Hey Hey Hey
06恋人たち
07扉をあけて
08雨の降る街
09秘密
10風のわすれもの
11こころやさしき人
12風は東へ
13山の上から
14展望台から
15100年たったら
16酒と泪と男と女
17何人もの人達と
18かけがえのない人
19雨の日のひとりごと
20いくつかの場面
[Disc 2]〈1981年 年始ライブ at大阪サンケイホール〉
01誕生日を前にして
02あまぐも
03MC
04カラス
05青春旅情
06ポプラ
07あきらめ顔は早すぎる
08箱入り息子
09モサクどんの運動会
10エンジンを止めてくれ
11夕陽を食べたふたり
12ベナレスの車引き
13旅のわすれもの
14仁醒 (一枚の絵)
15二十七才
16タンバリンをたたいておくれ
17回送電車
18出発