[Disc 1]
01IMAGINE
レコード会社の枠を超え、世界のトップ・アーティストが集結した東日本大震災チャリティ・アルバムの冒頭に収録。1971年にジョン・レノンがリリースしたアルバム『イマジン』のタイトル・ナンバーにして、国境や戦争のない世界を理想として歌った楽曲だ。
02WALK ON
U2の2000年発表のアルバム『オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド』に収録のナンバー。ミャンマーの民主化運動指導者、アウンサンスーチーに捧げられた楽曲で、どんなことがあっても前へ向かって歩き続けようというメッセージが心強い。
03SHLTER FROM THE STORM
1975年に発表されたボブ・ディランの15枚目のアルバム『血の轍』に収録のナンバー。悲惨な目にあい、疲れ果てた男に救いの言葉を述べる女……。アコースティック・ギターの弾き語りというシンプルな演奏スタイルが、渋い歌声により哀愁を漂わせている。
04AROND THE WORLD
1999年にレッド・ホット・チリ・ペッパーズがリリースしたアルバム『カリフォルニケイション』の冒頭を飾ったナンバーのライヴ・ヴァージョン。ハードなギター・リフが鳴り響く、アッパーかつエモーショナルなロック・チューンだ。
05BORN THIS WAY
東日本大震災の被災者支援に真っ先に乗り出したアーティストの一人、レディー・ガガの2011年リリースのビッグ・ヒット・チューンのスタースミス・リミックス。原曲とは一味違う、ポップにアレンジされたダンス・チューンに仕上がっている。
06IRREPLACEBLE
2006年の2ndアルバム『B'DAY』からの大ヒット・シングル。“かけがえのないもの”という意味の言葉を冠したこの楽曲は、NE-YOが共作し、ノルウェー出身のプロデューサー・チーム、スターゲイトがプロデュース。繊細かつ力強い歌声が魅力だ。
07TALKIN TO THE MOON
ハワイ出身のシンガー・ソングライター、ブルーノ・マーズの1stアルバム『ドゥー・ワップス&フーリガンズ』に収録のナンバー。情熱的かつ繊細なヴォーカルと切ないメロディが柔らかなピアノの音色に絶妙にマッチした、癒しを与えてくれる楽曲だ。
08FIREWORK
アメリカの女性シンガー、ケイティ・ペリーの、2010年3rdアルバム『ティーンエイジ・ドリーム』に収録の楽曲。エレクトロ・サウンドとストリングスを効果的に使ったアレンジとキャッチーなメロディが印象的で、コケティッシュでパワフルな歌声が高揚感を煽る。
09ONLY GIRL (IN THE WORLD)
R&B/ポップ・シンガー、リアーナの2010年発表のアルバム『ラウド』からの先行シングル。スターゲイトが作曲/プロデュースを担当。ユーロポップ・テイストの軽快なサウンドと伸びやかな歌声がクセになる大ヒット・チューンだ。
10LIKE I LOVE YOU
2002年発表のジャスティン・ティンバーレイクの1stソロ・アルバム『ジャスティファイド』からの第1弾シングル。名プロデューサー・チーム、ネプチューンズがプロデュースを手がけた、ダンサブルなサウンドと滑らかなヴォーカルが軽快で心地よい楽曲。
11MILES AWAY
マドンナの2008年のアルバム『ハード・キャンディー』に収録された、ジャスティン・ティンバーレイクが作曲、プロデュースに参加したナンバーのライヴ・ヴァージョン。思わず口ずさみたくなるキャッチーなメロディのリフレインがクセになる。
12LOVE THE WAY YOU LIE
エミネムの2010年リリースのアルバム『リカヴァリー』からの2ndシングル。エミネムのシャープなラップとリアーナのどこか切なさを感じさせる温もりあふれるヴォーカルのコントラストがすばらしい、くっきりとメリハリのある楽曲だ。
13HUMAN TATCH
ブルース・スプリングスティーンの1992年のアルバム『ヒューマン・タッチ』のタイトル曲。落ち着きのある渋いヴォーカルが紡ぐ詞は、人間の温もり(ヒューマン・タッチ)がもたらすものの大きさ。『ソングス・フォー・ジャパン』のコンセプトにぴったりのナンバーだ。
14AWAKE
ジョシュ・グローバンの2006年リリースのアルバム『アウェイク』に収録のタイトル・ナンバーのライヴ・ヴァージョン。オペラ歌手のような卓越したテクニックを駆使した、ハートウォーミングなヴォーカルが存分に堪能できる流麗なバラード・ナンバーだ。
15BETTER LIFE
オーストラリア出身のカントリー系シンガー、キース・アーバンの2004年リリースのアルバム『ビー・ヒア』に収録の楽曲。リチャード・マークスとの共作で、より良い人生に向かって進む意志を歌っている。大らかで陽気なバンジョーのサウンドが印象的。
16ONE TRIBE
ブラック・アイド・ピーズの2009年発表のアルバム『THE E.N.D.』に収録の楽曲。“一つの愛、一つの血、人は一つ、一つのハート、一つのビート、みんな平等さ”と綴る、アップ・テンポのピースフルなナンバーだ。
17SOBER
2008年にピンクがリリースしたアルバム『ファンハウス』に収録のヒット作。孤独を怖がる女性の悲痛な叫びをエモーショナルに歌ったロック・ナンバーで、ストリングスとエレキ・ギターがよりいっそう楽曲を盛り上げる。
18IT'S OK
R&B系シンガー・ソングライターでありラッパーでもあるシーロー・グリーンの2010年発表のアルバム『ザ・レディ・キラー』収録曲。モータウンを彷彿とさせる、ソウルフルなゴスペル・テイストのアッパー・チューンだ。甘い愛を綴った歌詞も最高。
[Disc 2]
01RUN TO YOU
男女混成の3人組カントリー・ポップ・バンド、レディ・アンテベラムの2008年リリースのデビュー・アルバム(日本未発売)に収録の楽曲。男女ツイン・ヴォーカルが紡ぐ切ないメロディと温もりあふれるサウンドが絶妙にマッチしている。
02WHAT DO YOU GOT?
2010年リリースのボン・ジョヴィのベスト・アルバム『グレイテスト・ヒッツ』に新曲のひとつとして収録されていた楽曲。大らかでキャッチーなメロディと堂々としたジョン・ボン・ジョヴィのヴォーカルが静かな感動を呼ぶロック・チューンだ。
03MY HERO
フー・ファイターズの1997年リリースの2ndアルバム『ザ・カラー・アンド・ザ・シェイプ』に収録のナンバー。ベースの重低音をフィーチャーしたヘヴィなサウンドとエモーショナルなヴォーカルが高揚感を煽る。
04MAN ON THE MOON
R.E.M.の1992年発表のアルバム『オートマティック・フォー・ザ・ピープル』に収録の楽曲の東京で行なわれたライヴ・ヴァージョン。コメディアン、アンディ・カウフマンについて歌った、ライヴではラストを飾る定番曲になっていたロック・チューンだ。
05SAVE ME
ヒップホップ/R&Bシンガー、ニッキー・ミナージュの2010年のデビュー・アルバム『ピンク・フライデー』に収録の楽曲。“今度はあなたがあたしのことを守ってくれない”と歌う、セクシーかつ儚げであり、力強さも感じさせるヴォーカルが魅力的だ。
06BY YOUR SIDE
シャーデーの2000年発表のアルバム『ラヴァーズ・ロック』に収録のナンバー。“あなたが凍えているなら、そこへ行って抱き寄せてあげる”と歌う、ややハスキーで大らかなヴォーカルとゆったりとしたサウンドが優しく心地よい。
07HOLD ON
2010年にカナダのシンガー、マイケル・ブーブレがリリースしたアルバム『クレイジー・ラヴ』に収録。包容力に満ちたヴォーカルとストリングスを取り入れた壮大なサウンドが心を豊かにしてくれる。ブライアン・アダムスのバック・ヴォーカルも◎。
08PRAY
1994年にカナダで誕生したシンガー、ジャスティン・ビーバーの、既存のヒット曲のアコースティック・ヴァージョンを中心に収めたアルバム『マイ・ワールズ〜ザ・コレクション』に新曲として収録された楽曲。真摯な気持ちを綴ったポップ・ソングだ。
09MAKE YOU FEEL MY LOVE
イギリスの女性シンガー・ソングライター、アデルが2008年に発表したアルバム『19』に収録された、ボブ・ディランの名曲カヴァー。19歳の時の作品とは思えないほどの成熟したヴォーカルに、ついうっとりしてしまう。
10IF I COULD BE WHERE YOU ARE
2005年にエンヤがリリースしたアルバム『アマランタイン』に収録のナンバー。癒し効果抜群のヴォーカルとリラクゼーション&ヒーリング効果のありそうな穏やかなサウンドが心地よい。ぐっすり眠れそうなベッドルームでかけたい楽曲。
11DON'T LET THE SUN GO DOWN ON ME
エルトン・ジョンが1974年に発表したアルバム『カリブ』に収録。ビーチ・ボーイズの3人のメンバーがコーラスで参加したことも話題となった楽曲で、1991年にはジョージ・マイケルとのデュエットで再演している名バラード。甘いメロディに酔いしれたい。
12WAITING ON THE WORLD TO CHANGE
ジョン・メイヤーの2006年のアルバム『コンティニュアム』の冒頭曲。スモーキーなヴォーカルと軽快かつ熟練したギター・プレイが心地よいオーガニックなナンバー。“世界を変わるのを待ち続ける”という歌詞のリフレインが印象的だ。
13TEO TORRIATTE (LET US CLING TOGETHER)
クイーンの1976年のアルバム『華麗なるレース』に収録され、日本のみでシングル・カットされた名バラード。力強いピアノの音色に合わせて歌詞の一部を日本語で歌うフレディ・マーキュリーの流麗な歌声といったら……。華麗で頼もしいロック・ナンバーだ。
14USE SOMEBODY
アメリカのロック・バンド、キングス・オブ・レオンの2008年発表のアルバム『オンリー・バイ・ザ・ナイト』に収録の楽曲。ややしゃがれたヴォーカルと切なくも爽快なサウンド、それぞれがそれぞれを引き立てている心地よいロック・チューンだ。
15FRAGILE
1987年にスティングが発表したアルバム『ナッシング・ライク・ザ・サン』収録曲の、ベルリンで行なわれたロイヤル・フィルハーモニック・コンサート・オーケストラをフィーチャーしたライヴ・ヴァージョン。切々と訴えかけるようなヴォーカルが心地よい。
16BETTER IN TIME
イギリスの女性シンガー、レオナ・ルイスの2007年発表のアルバム『スピリット』に収録のナンバー。別れた恋人を恋しく思いながらも吹っ切ろうと決意した女性の心境を綴ったバラードだ。切ないながらも力強さを感じさせる美声の表現力に脱帽。
17ONE IN A MILLION
NE-YOが2010年に発表したアルバム『リブラ・スケール』に収録のナンバー。プレイボーイがひとりの女性に夢中になる心境を描いた甘い歌詞と流れるような美しいメロディ、甘い歌声が絶妙にマッチしたR&Bナンバーだ。
18WHENEVER, WHENEVER
コロンビア出身の女性ラテン・ポップ・シンガー、シャキーラの2001年発表のアルバム『ランドリー・サーヴィス』に収録のヒット・チューン。古楽器のパンフルートを使ったアレンジも魅力の、エネルギッシュな楽曲だ。
19SUNRISE
2004年にノラ・ジョーンズが発表したアルバム『フィールズ・ライク・ホーム』のオープニング・ナンバー。ささやくような柔らかく優しいヴォーカルとオーガニックなアコースティック・サウンドが癒しを与えてくれる。