ミニ・レビュー
デンマークの女性シンガーの2010年作。透明感とあたたかみが心地よいタイトル曲をはじめ、浮遊感のあるワルツ、憂いを帯びたメロディのバラードなど、穏やかな表情の自作曲は潤いのある声と合い、魅力的。適度にフェイクを効かせる「マイ・フェヴァリット・シングス」はジャズ・シンガーとしての実力を示す。
ガイドコメント
ヴォーカリストとしてのみならず、コンポーザーとしての才を持つ北欧の歌姫。「ブルーな予感」にもそれが十分に発揮されているが、同時に著名な楽曲をカヴァーし、凡庸でない演奏を披露するあたりもさすが。
収録曲
01DON'T BE SO BLUE
02HIGHWAY ONE
03THE WRITING ON THE WALL
04LAST RIDE
05GOODBYE
06DOWN ON WEST FUXING LU
07THE SOUND OF MUSIC
08THE STREETS OF BERLIN
09MY FAVORITE THINGS
10TIME TO GO
11IT MIGHT AS WELL BE SPRING
演奏
Sinne Egg(VO) Jacob Christoffersen(P) Morten Toftgard ramsbφl(B) Morten Lund(DS) Jesper Riis(TP)